2013-06-25

市長と市民との意見交換会の開催を求める請願、不採択に

 前回お知らせのとおり、6月20日に市長と市民との意見交換会の開催を求める請願が北杜市議会経済環境常任委員会で審議されましたが、傍聴された方からメモを入手しました。傍聴者が聞き取れなかった部分がありますので一字一句正確というわけではない点をお含みおきの上お読み下さい。
                                                                                  (注 清水議員発言部分を修正しました(6/27))

秋山俊和議員(北杜クラブ)
(請願の内容のことで)質問
○どんな課題があるのか?
○北杜市と類似した市の成功事例をみていく。
○住民への説明は国交省の説明会でできたのではないのか?
○国の事業に対して市長を筆頭に早期着工への請願をだしたところだ。

岡野淳議員(市民フォーラム)
○建設そのものに反対、国道141号の回収、ルートの見直しなど様々な意見がある。
似ているとは言えないかもしれないが能越自動車道のケースは引き合いに出されることが多い。
○10回の意見交換会は国交省開催だ。道路に対して不安を感じるのは市民、市のできることは市民の声を吸い上げることだ。

秋山俊和議員
○課題の関係、反対と賛成があるのは知っている。
○シックハウスの人が反対しているという話を聞いたが、住宅のちりやほこりの問題ではないのか?
○個々の反対の考えを言っていたらまとまらない。

岡野淳議員
○シックハウスのことは承知していない、化学物質過敏症で化学物質へのアレルギーを持っている人は住んでいて、高速道路計画を心配する声がある。
○100人のそれぞれの意見を聞くという意味ではない。どういう風な道路ができるのか疑問を持っている人の意見を聞いて、議論する場があってもいいのではないか?

篠原眞清議員(市民フォーラム)
○請願の主旨の中で、PIのとり上げがあった。
○国交省のホームページからひろった資料に、1997年に「パブリックインボルメント」を導入、ガイドラインが示されて、道路行政の高速道路については、特に市民の意見を聞くことが示されている。
○国交省からのPI(パブリックインボルメント)の採用の考え方を聞きたい。

岡野淳議員
○パブリックインボルメントが「諸刃の剣」になりかねないことを踏まえて、どういう道を作れば本当にこの地域のためになるか、そこででてきた意見は地域のまとまった意見。
○PI導入は結果として一部住民の意思にそぐわない結果を招く可能性もあるがそれを含めて住民の意見を反映させるということだ。

篠原眞清議員
○さまざまな意見交換をしながら、この地域、ルート設定などついての意見交換をする場を確保したい、住民側といっしょに。

清水進議員(日本共産党)
○公共事業は多くの市民の関心事。実施する機関が、建設の計画を行った段階から市民に情報を公開し、市民の声・意見を求められることが行われるようになった。情報を明らかにし、建設の是非を住民投票によって決めていくことも実施されている。

加藤紀雄議員(ほくと未来)
○請願第三号の採択に反対の立場で討論。
○静岡→山梨→長野に向けて通す(中部横断道を)のは長きに渡る夢の実現である。
○北杜市議会では昨年3月に「早期実現の請願」が採択された。長坂~八千穂間を(早期に?)通さなければいけない。
○歴史を振り返ると昭和50年代の中央道が開通して恩恵をさずかった市民は多いはず、中央道に次ぐ地域の発展のために早期実現させる。
○国交省側から「計画段階評価」の過程での説明会は開いた。
○2月27日にもっと広く意見要望を聞いて、白倉市長が説明した会を開いた。小委員会にも伝えられている。
○今この時点での市民との意見交換をもとめる請願には反対。

篠原眞清議員
○採択に賛成する。
○国が進めるあらたな手法を用いてさまざまな市民(の意見を聞くべき?)、特に該当地域の市民にいままでまったく説明がなかった。
○国の主旨にもとづいて、北杜市で市民の意見を集約する。議会として推進、反対両方の意見を求めるべき。
議長:請願の採択に賛成の起立を求めます
「賛成少数のため不採択」
賛成2:篠原眞清 清水進
反対4:秋山俊和、中山宏樹(以上北杜クラブ)、加藤紀雄、小野光一(会派無所属)

0 件のコメント:

コメントを投稿