7月8日の意見交換会の際、会場外にて、北杜市長に同行してきた北杜市職員と話をした方から、以下のようなやり取りがあったとのご報告をいただきましたので紹介させていただきます。
・北杜市職員は、「別荘所有の方は、高原大橋絡みルートの高速道路ができれば、別荘族の方にとって都市部から一層便利になり、八ヶ岳南麓別荘の人気度は増すのではないか」との認識でした。
・また、「このように反対行動をしているのは一部の別荘族であって権利を主張し義務をなかなか果たさない方たちに反対運動されてもね」といった話も出ました。
・そこで、高速道路計画決定による、別荘の方たち大勢の思いや価値観、今後の将来動向予測を具体的に伝えると、職員は考えこんでいました。
・要は、「便利さが身を助ける」と、まだまだ市サイドは勝手に思い込んでいると思われます。
・北杜市長も同程度の認識と感じました。つまり、高速道路実現=固定資産税科目収入増と思っているのではということです。大勢の別荘所有者たちの気持ち、価値観を全く理解していないと思われます。
別荘が人気になることは別荘住民の方にとって良いことなのでしょうか。ほどよい静かさを求めて八ヶ岳南麗に身をおかれている方は多いはずです。活性化と言えば聞こえは良いですが(特に市にとっては)やたらと人が増えるという言い方もまた1つあります。別荘住民が増えたとしても、新しく八ヶ岳に来られた方々にちゃんとモラルやマナーがなければ、メリットにはなりえないどころか、逆にデメリットです。別荘住民に限らず観光客が増えた場合に市がゴミや騒音、交通の問題に対処できるとは思えないですから、私にとってはデメリットですね。やはり市は市にとって都合のよい論しか見えていないようで、改めてがっかりです。
返信削除ちなみに「義務を果たさない方に言われても」とのことですが、それはあなたがた市のことだろうと言いたいです。住民の声を聞くという市として当たり前のことができていない方に、何も言われたくありません(^^;
nateycob723様
返信削除コメントありがとうございます。別荘について様々な見方が地元であることは聞いておりますので、義務云々についてもさほど違和感はありませんが、市職員から言われると確かにムっとしますね。別荘で固定資産税収入、住民税頭割りが市に入ってくる上、市内の消費も活発になり、しかも流行に左右されやすい観光客と違ってそれほど数がブレない点は、下手な観光地になるよりもはるかに市へのメリットが大きいです。
それよりも、高速などインフラ整備は絶対的な善でありデメリットなどないと信じきっている人が北杜市に限らず全国的に多数派であることの方が困ったことです。
市が市民の意見を聞かないとの声もよくありますが、興味深いことに支所ごとに対応が違うのが第2回アンケート実施でわかりました。大泉支所はていねい、長坂もややまし、だがそれ以外の支所は高圧的で市民の声を聞く気が感じられない(須玉の市役所は尚更)という声を聞きました。