2013-01-31

1月30日地元説明会(長坂)議事メモ

 参加者の方から提供いただきました。聞き取りのため細部の正確さはご容赦下さい。


1月30日(水)国交省からの説明会 長坂会場

150名近くの人の参加。
19:30~20:15=説明  20:15~21:45=質疑応答

総合司会  田中(国交省)
あいさつ  国土交通省関東地方整備局甲府河川事務所 小林・宮下
      山梨県県庁推進課 中村・渡辺
      北杜市役所   深沢・小牧?
国交省からの説明
  経過説明 (会場で配布された資料に基づき説明)
  意見徴収して第三者機関のワーキンググループへ報告する。
ファシリテーター 山梨大学准教授 箕浦元哉氏

会場からの意見(90分)

会 場:なぜ、WGが来て直接話を聞かないのか。この場にいなくて、雰囲気を感じることはできるのか。
国交省:説明会はこれまでの検討経過を説明しみなさんの意見を徴収する。WGがこの場で決めるというものではない。きちんと報告する。

会 場:WGに接触させない。WGと一緒に対話をすることが必要。
国交省:回答はくりかえし同じ

会 場:2回のアンケートは歪曲されてWGに報告され、委員が疑念を出して入る。どのような内容の意見がいくつあったのかきちんと伝えないとおかしい。
国交省:第2回のアンケート、皆さんの意見は10/4の小委員会に報告し、取りまとめの方法について審議した。

会 場:数量化したものを出すのは基本的なこと。意見の分布を明確に報告すべき。発言者は住んでいる地区や氏名を名乗った方がよい。
ファシリテーター:では、地区と名前をお願いします。

会 場:この回の周知をどのようにしたのか。別荘の多くの人に届いていない。
国交省:周知の方法は可能な限り実施。記者発表・新聞折り込み・自治体の回覧・民間施設での刑事・地域指定郵便(郵便局に登録してある人)・コンビニ・温泉などの掲示をした。
ファシリテーター:コミュニケーション活動が成立するのかどうかの話に。

会 場:別荘の人がいないこの時期にやるべきではない。夏にやるべき。
会 場:別荘の人に聞きたい。いつも配布物を持って行っても知らん顔、今日はなぜ知ったのか。
会 場:この説明会は成り立つのか。
ファシリテーター:この会は成立していないという意見があった事は伝えてください。
国交省:可能な限り周知しているので、会は成立している。
会 場:地域指定郵便をやれば問題ない。また、拍手はやめてほしい。
ファシリテーター:私の立場でそれは言えない。

会 場:別荘の人も税金を払っている。どう考えているのか?
国交省:さまざまな形で周知している。

会 場:第2回アンケートについて調べてみた。適正な配布をされたのか。北杜市の第2回アンケート留置き配布部数が少ない。
国交省:留置きについては市にお願いした。
ファシリテーター:コミュニケーションのあり方について意見をいただいた。別の角度からの意見を。

会 場:計画段階評価はコミュニケーション活動で変わることはあるのか。
 オープンハウスは、北杜市1箇所、長野県 8か所
 意見交換会は南牧村だけ。今回の説明会は北杜市10回、長野2回なにか理由はあるのか。
国交省:意見交換会は長坂―八千穂間の中間点。山梨県内の案の検討をWGでルートを取りまとめていくので説明会は北杜市が多い。

会 場:計画段階評価なのにこのルートしか提示しないのはおかしい。
会 場:なぜ長坂なのか?
ファシリテーター:意思決定システムの問題として2点。①長坂の位置づけ ②なぜ長坂なのか 
国交省:①法律に基づいて意思決定がなされた。②双葉から野辺山は標高差が大きい。道路構造的にはよいが地形的には問題がある。中央道で標高を上げてから分岐する方法が良い。

会 場:長坂になったいきさつを文書でほしい。
国交省:検討する。

会 場:技術的な根拠の文章が欲しい。何を優先されたのか見当の内容も含めて表示して欲しい。

会 場:工事費の提示をすべき。須玉~野辺山は4、数パーセントの勾配、道路基準上OK
国交省:地形的に無理があるので現実的には難しい。ルート案をだす前に廃案にした。

会 場:25年も動きがなかった。必要性の効果は。
国交省:ミッシングリング解消、災害時の環状ルートとして必要。
山梨県:災害時の代替え路、観光振興に有効と考えている。

会 場:費用対効果は
国交省:現段階では算出していない。今後の段階で算出する。

会 場:水・空気・緑、景観にひかれて移り住んだ。高速はいらない。行政もごみ問題も十分でない。既存のインフラを見直す時である。太平洋から日本海を高速でつなぐ、自然に逆らうそんな大工事をしていいのだろうか。

会 場:1000兆円の謝金を抱えバブル時代の計画を今やることでいいのか?
アンケートを取る前に141号線の改良について調査せずアンケートに入れるのはおかしい。141が民意。
国交省:141は高速機能を果たすことができない。

会 場:交通量はどのくらいか?また、新線は赤字が見込まれるかどうか
国交省:交通量は算出していない。ルートが決まらないと算出できない。

会 場:採算の取れる道路を作るべき。
国交省:環境アセス、事業着手の段階で算出する。
会 場:考えが逆だ。おかしい。
ファシリテーター:WGは採算性についても検討するということでいいですか。

会 場:県は観光振興と言われた。清里だけしか考えていないのか。皆地域振興に努力して力を合わせようとしている。市や県は地域振興に力、知恵を貸してくれないという意見もある。WGはここに来て地域を見てもらいたい。

会 場:子育てしながら事業をしている。環境の良さが子育てしやすい。この道が本当に必要なのかどうかで決めてほしい。もっと早い段階で説明会を開いてほしかった。大泉には小さな店がたくさんある。清里だけではない。WGと話をできる場所を作ってほしい。
ファシリテーター:意見として報告して下さい。

会 場:会場の人が反対か賛成か知りたい。
ファシリテーター:中部横断道を必要とするか否かで取りますか?
会 場:みんなの意見を聞きに来ているので賛否を問うのは反対。
ファシリテーター:反対が多いなと感じている。国交省が民意をどう反映させていくのか、議論されていくのか聞きたい。

会 場:高速の必要性もWGで議論して決めることができるのか?
国交省:WGには高速の必要性はないという意見もあった事を報告する。

会 場:WGの委員はどのように決まったのか?
国交省:委員会は問題に精通した方にお願いして、その中から選ばれた3人がWG委員となった。

会 場:高速の必要性も論議してもらえるのか
国交省:白紙に戻すことはWGにはできない。必要性の議論の扱いはWGで決める。ここでの話はすべて報告する。

会 場:議事の取り方について、国側の回答も前に書いてほしい。
国交省:速記を付けているので、全て議事録になる。また、録音もしている。改善できるところは改善したい。
(終了)

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